1893
明治26年3月
福島紡績株式会社に改称、工場に当時の最新鋭機を導入。
 1892(明治25)年秋頃から、景気が上昇し始め、やがて生産効率の悪いミュール式の紡機のみでは、受注量に対応できなくなっていった。そこで伝法工場を売却し、大阪府西成郡上福島村(現・大阪市福島区)に、当時としては最新鋭のイギリス プラット社製リング式の紡機を装備した福島工場を新設することとした。
 1893(明治26)年3月15日、社名を福島紡績株式会社と改称し、同年4月に本社を新工場建設の地・上福島村に移した。改称理由の一つに「伝法すなわちデンボ(腫れ物)は大きくなるとつぶれる」との縁起をかついだ、というエピソードが残されている。
福島第2工場〔1897(明治30)年5月竣工〕