IR情報…Investor Relations 株主・投資家の皆様へ―シキボウの経営情報、財務情報などをお知らせします。

株主・投資家の皆様へ

シキボウ株式会社 代表取締役 社長執行役員 尻家正博

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。


このたび、シキボウ株式会社の社長執行役員を拝命いたしました尻家正博でございます。覚悟をもって、シキボウグループの企業価値向上のために全力で取り組んでいく所存ですので、今後ともご支援ご鞭撻賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


さて、当社グループの第208期連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の概況につきましてご報告申し上げます。


当期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、輸出や国内消費の減少、企業収益の悪化など厳しい状況にあります。政府による様々な需要喚起策などにより、一時は回復の兆しが見られたものの、1月から一部の地域で緊急事態宣言の再発出や、まん延防止等重点措置が適用されたこと、さらに、変異株の感染拡大により緊急事態宣言が再々発出されるなど、日本経済の停滞は長期化しています。また、世界経済においても同様に厳しい状況が続いており、今後の感染状況によっては景気回復が遅れ、経済の停滞がさらに長期化する可能性もあることから、先行きの見通しは依然として不透明な状況にあります。

このような経営環境の中、当社グループでは3カ年の中期経営計画「Challenge to the Growth final stage 2018-2020」(通称:CG final 18-20)を一時凍結し、コロナ禍に対応するための緊急経営計画「Revival Plan 2020-2021」(通称:Revival 20-21)を策定し、実行しております。


Revival 20-21の1年目である2020年度は、CG final 18-20の基本方針を踏襲しながら、急激な事業環境悪化に対して文字どおり緊急対応を進め、「止めること」「変えること」に取り組みました。

「止めること」では、工場の一時休業、管理販売費など経費の見直しによる支出の削減、今後の採算の改善が見込めなくなった繊維製品事業の見直しなどを行いました。また、「変えること」では、WEBを使った商談やバーチャル展示会の開催など、新たな仕事のやり方・提案方法の実施に取り組み、抗ウイルス加工などの衛生加工商材の拡販を行いました。


このような取り組みを実施してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、繊維セグメントおよび産業材セグメントの各事業分野においては、受注の減少、需要低迷の継続等、苦しい事業環境となり、また、不動産・サービスセグメントにおいては、リネンサプライ事業が大きなダメージを受けました。一方で、繊維セグメントでは、衛生加工関連商材の受注が拡大し、特に抗ウイルス加工「フルテクト」は従来のメディカル分野以外にも、ユニフォーム用途、スポーツ・カジュアルなどの一般衣料用途、寝装分野などに販路を広げることができました。また、不動産・サービスセグメントでは、コロナ禍にあっても不動産賃貸事業が堅調に推移して業績の下支えとなり、経済的損失を最小限にとどめることができたと受け止めております。


Revival 20-21の2年目となる本年度は、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えて、ニューノーマルに対応した新しいビジネスや、アクションにチャレンジする年になります。アフターコロナの新しい日常に対応することで成長を「加速すること」、そして、新たな事業やビジネスモデルを「創ること」に取り組み、コロナ禍からの復活・変身を目指します。


当社グループでは、株主・ステークホルダーの皆様方に支持されるよう、安心・安全・快適な暮らしと環境にやさしい社会の実現を目指す企業として、社会的責任を果たしつつ、企業価値の向上を目指してまいります。


株主の皆様におかれましては、引き続きご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。


2021年6月
代表取締役 社長執行役員 尻家正博

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